長年行方不明であったシャアが発見されたという報せを聞いたシャリアは、急いでその元に向かう。場所はジオン公国軍の施設だ。どうやら保護された後に、直ちに検査入院となったらしい。
幸運にも現在地から近いコロニーであった。すぐに到着すれば、シャリアはシャアが居るという病室に走って向かう。看護師から驚いた顔をされたがそれどころではない。とにかく、シャアの顔が見たいのだ。この世で、自身としては唯一無二の存在であるが故に。
何年、シャアのことを想ってきたのだろうか。何年、シャアとまた体を重ねたいのだ。行方不明になるまで、シャアと暇さえあれば何度体を交わらせたことか。
シャリアは何度も打ち付ける心臓の感覚を受けながら、とにかく前を走る。病室の場所は知らされており、最上階に近い奥の部屋だ。エレベーターに乗ると、目的の階のボタンを押す。そしてエレベーターが動き始めれば、シャリアは今か今かと到着を待つ。
幸いにも途中で乗り込む者は居なかった。シャリアは更に幸運だと思いながらエレベーターが示す現在の階層を凝視する。早く早くと思っていれば、もうすぐだ。もうすぐで到着する。すると目的の階でようやく止まった。シャリアは余りの焦りに息が上がっているが、これを他の者に見られなくて良かったと想っている。このような様子を、現在の部下に見せたことが無かったからだ。
エレベーターの扉が開けば、シャリアは急いで出ようとする。そこで誰かが乗り込む気配があったが、どこか懐かしさがある。もしやと目の前を見れば、シャアが立っていた。服装はワイシャツにスラックス姿なのだが、仮面などは着けていない。素顔が晒されている。しかし軍の医療施設に検査入院していたと聞いた筈だ。なのにどうしてなのか。
だがシャリアは思わず床に膝を着けかける。
「大尉、久しぶりだな。いや、今は大尉では無さそうだな……しかし、随分と変わったな」
「大佐……! 大尉で大丈夫です。ええ、変わりましたが、貴方への想いは変わりません。見たところ、ご無事で何よりです」
シャアの現在の服装についてはまずは置いておいて、シャアへまずは掛けるべき言葉を掛けた。心臓は未だにうるさく、シャアの声をもっと聞きたいと思えた。そう考えていると、急いだ様子の看護師がこちらにやって来る。
「困ります! 抜け出されては!」
「抜け出したのではない。体に心配はないと言った筈だ。医師に伝えておいてくれ……そうだ、今は……階級は中佐か。このシャリア中佐が責任持って、私の退院を認めてくれたことを伝えておいてくれ」
「そ、そんな、大佐……!」
どうして巻き込むのだろうかと思ったが、普段の自身は部下を巻き込んでいるような気がする。ここでツケのようなものが、返ってきてしまったのか。
「とにかく、君とならどこでもいい。行くぞシャリア中佐」
手を引かれた後に、エレベーターに乗り込む。そして扉が閉まり、呆然としている看護師の姿が見えなくなった。するとシャアが胸ぐらを掴んだと思うと、そのまま唇を一瞬だけ重ねられる。
「ッ……大佐……!」
「君と今宵を過ごしたい。いいかね?」
「勿論です……」
キスをされた瞬間に、頭が酔ったかのようにぼーっとする。それくらいに、シャアに心酔しているのだ。そうしていると、エレベーターの目的地のボタンを押していないことに気付いた。シャリアは慌てて一階を押す。
「君は、中佐になったのだな。随分と出世して、私としては喜ばしい。しかし、今の私では、祝う手段は言葉しかない。すまないな」
「いえ、貴方が、こうして目の前に存在して下さるだけで私は……!」
視界が霞んできた。涙が滲んできたのだが、シャアが手を差し出してくれる。指でそれを拭ってくれたのだ。
「大佐……」
「早く、二人きりになろう。君も、私と二人きりで話したいだろう?」
はっきりと頷くと、一階に到着した。エレベーターの扉が開くと、シャリアはそこでスマートフォンを取り出す。そして部下に「明日の朝に戻る」と伝えると、懐にしまってから医療施設を出た。タクシーを拾う。それでまずは街中に入れば、適当な場所で降りる。
見上げれば、高いビルがたくさんあった。このコロニーにはあまり来たことがないが、栄えているということだけは分かる。
そこでシャアを見ると、少し珍しげな様子である。そういえば、シャアが行方不明になってから六年も経過している。ここまで見慣れていた景色がないというのは、無理がない。
「今のジオン軍の状況については医師は看護師から聞いた。大丈夫だ。それよりも、君は私とホテルに行きたい」
「はい、ホテルは……ここにしましょう」
適当な建物を指差せば、そこは普通のホテルであった。早速中に入ってからフロントで受付を済ませると、チェックインした後に部屋のカードキーを渡される。
「さぁ、行くぞ」
「はい」
部屋番号はそれなりに下の階だが仕方が無い。突然に宿泊をするのだから。エレベーターに乗り、目的の階層を押してから扉を閉めた。するとまたしてもシャアがキスをしてくる。
「大佐……!」
「すまない、私はもう待てないのだ」
見ればシャアの青い瞳はこちらを凝視している。そして欲しいと言わんばかりに視線を集中されていた。シャリアはそれに勿論それに応えたいのだが、今はホテルの部屋の中ではない。数回深呼吸をした後に「お待ちください」と冷静に返事をした。
エレベーターは目的の階に到着した。二人は急いで出ると、取った部屋に入る。そして施錠をするなり、抱き合って深いキスをしながら近くにあるベッドに乗り上げた。
「ッ、ふ、ん……ん、んん、んぅ……!」
唇を何度も合わせた後に、二人の唇が離れる。そして互いの股間を押しつけ合えば、しっかりと勃起していることが分かる。シャリアはそれが嬉しくなり、更に腰を押しつけた。
「大佐、大佐……! 私は、貴方のことが好きです……!」
「私もだ。今は……そうだ、中佐だった。シャリア中佐、私も、君のことが好きだ」
見つめ合えば、何を考えているか分かる。シャアの言葉に偽りはないし、逆もまた然り。なのでまずはシャリアが軍服を脱ぎ始めたのだ。久々の体の交わりで、興奮が止まらない。我慢汁だって垂れていることだろう。
上着を脱いでからネクタイを緩めていると、シャアがそこでくすりと笑う。
「……君と、始めて寝たことを思い出す」
「ふふ、あのときの私は、素直ではなかったのですよ。しかし今はそのようなことはありません。前だって、そうだったでしょう? それより、大佐……貴方の服を、脱がせてもよろしいでしょうか」
言っている間にも、シャリアはシャアのシャツを脱がせ始める。軽装であるので、全て脱がせることは容易い。そう思っている間にシャツを脱がせてしまった。
体はあのときと変わらず、美しい。それに見惚れながらスラックスを脱がせると、下着には既に染みができていた。シャリアは妖艶に笑いながら、その下着を指先で触れる。
「大佐、もう……」
「当たり前だろう。君とこうしていればこうなるのは必然だ」
シャアが笑うが、顔までも美しい。シャリアは惚れ惚れとしながら、唇を合わせる。そして下着の中に手を突っ込むと、シャアの雄をやわやわと握った。次第に質量が増していることは、この体が覚えている。勿論、大きさも形も。
手に我慢汁が付着していくが、それを潤滑油にしながら扱いていく。シャアからは呻き声が漏れる。この綺麗な顔からは想像できないような、引く獣のような。
「ッ、ぐ……! は、はぁ……シャリア、気持ちいいぞ」
「ありがとうございます、大佐」
そしてそこでようやく下着を脱がせていけば、シャアの反り立ったものがぶるんと出てくる。シャリアはそれを勢いよく咥えると、口淫を始めていく。
久しぶりに咥えるが、やはりシャアのものはどこか美味いように感じた。舌を入念に這わせて、シャアの味をしっかりと感じ取る。
そしてこの大きさが愛しい。本当に、目の前にシャアが居ることを実感させられる。
「ん、んう、う……ふぁいふぁ……んん、んぅ……んッ、ん……」
「はぁはぁ、シャリア、美味いか、私のこれが」
「んぅ……」
返事をしようとしたが、今は雄を咥えている。なので返事をできないでいると、シャアが頭頂部を柔らかく撫でてくれた。気持ち良さにシャリアの目が細くなっていくと、突然に後頭部を掴まれた後にぐいと喉奥へと入っていく。えずきかけたシャリアはついシャアを睨んでしまうが、笑みを浮かべていた。
「はぁ、はぁ……シャリア、君のここも、気持ちがいい……一回、出してもいいか?」
「ん……」
勿論と思っていると、シャアの雄が膨らんでいった。そして瞬く間に熱い粘液が口腔内に注がれる。それを味わうように喉に通していくと、飲みきった後にも関わらず更に欲しいと催促をした。雄を強く吸い、シャアの射精感を誘っていく。
「ぁ、はぁ……シャリア、いいぞ、上手いぞ……また出る……! っぐ、ッはぁ、はぁ……!」
二度目の射精を受ける。それも勿論喉に流していくと、シャリアは脳が幸せに思った。精液が濃いのは変わらず、うっとりとしてしまう。
すると髪が乱れて前髪が垂れるが、それをかき上げながら笑みを浮かべる。
「そろそろ、君の別のところに出したいが、いいかな?」
その言葉を聞くと、シャリアはすぐに唇を離した。ぬるりと唾液や残った精液が付着しているので、シャリアはそれを夢中になって舐め取る。雄を綺麗にすると、シャリアは進んでシャツやスラックスを脱いでいく。下着姿になったところで、シャアの前で足を開いた。シャアに見られながら、下着を取り払いたいのだ。
「大佐、見ていてください……」
「ほう、君もやるようになったな」
下着のゴムに指を引っかけると、シャアに凝視されていることを確認しながらずるずると下ろしていく。勿論勃起をしているので、濃い染みを作っていた。それも含めてシャアが見ている。
「大佐、大佐……私は、はぁはぁ、貴方のことが好きです、ッ、うん……はぁはぁ……」
下着を取り払うと、シャアがそこで覆い被さってくる。我慢ができないらしく、シャリアは喜んでベッドの上に縫い付けられた。
「ぁ、あ! 大佐! 大佐が、早く欲しいです!」
「分かっている。だがローションが無かったな。どうすれば……」
悩んでいたシャアだが思いついたことがあるらしい。手を伸ばしてから、指をシャリアの口に浅く入れていく。要はシャリアの唾液を潤滑油にするつもりらしい。
「舌を出してくれ」
「ひゃい……」
シャアの指を、フェラチオでもするかのようにペロペロと舐める。
パイロットとしては綺麗な指の形を舌でなぞりながら、唾液を分泌させていく。次第にぬちゅぬちゅと音が鳴ると、シャアの指がずるりと出される。自身の唾液に塗れていた。
「は……はぁ、たいさ、たいさ……!」
「君は可愛らしい。これも変わらなくて私は嬉しいよ」
口角を上げながら、シャアは唾液に塗れた指を穴に向けた。そこはシャアが行方不明になってから誰のものも受け入れていない。いや、シャリアはシャアと寝ることしかできないのだ。ずっと、虜になったまま取り残されていたのだ。そう考えていると、ふと涙が溢れてくる。
「っう、う……たいさ……!」
「泣くなシャリア。私はここに居るだろう? そうだな……詫びとして、君を存分に気持ちよくさせよう」
唇をぐいと奪われた後に、穴に指が入り込む。ぬちゃぬちゃと指先が穴を突いていくが、やはり長い間何も受け入れなかったのもある。かなり狭いのだろう。排泄器官だけでなく、性器として機能しなくなったのだろう。
シャリアは自身の体に苛立っていると、シャアの唇が離れる。だがシャアの唇は何か言うのではなく、胸へと向かっていた。
「君は、ここも弄られるのが好きだったかな?」
「はい、たいさ……」
頷けば、シャアは胸の尖りを口に含みながら、穴を慣らす指の動きを複雑化させていった。穴は少しは拡がるが、それよりも胸が気持ちいい。尖りをこうして舐められると、どうにも母親になった気持ちになってしまう。自身は成人男性だというのに。
じゅるじゅると音が立ちながらシャアは胸をしゃぶっていく。その間にも指は動いていく。
シャアが穴にどうにか指一本を入れたと思うと、そのまま貫くように指を突き刺される。シャリアの体が跳ねるものの、胸の気持ち良さでこれ以上は体を揺らすことができなかった。
そうしていると指が全て入ったが、この感覚は久しぶりである。こうして体の中にシャアの指が入る喜びが久しぶりである。本当は早く雄を受け入れたいのだが、まだ穴は慣れていない。なので我慢をしながら、胸をぺろぺろと舐めるシャアを見る。手を伸ばした。
「たいさ……」
シャアの頭に手を乗せれば、ゆるゆると撫でていく。そうしていると、シャアの胸への責めが激しくなっていた。まるで赤子のように、胸の尖りをちゅうちゅうと吸うからだ。シャリアはそれが気持ち良く、背中を反らせた。
「ぁ、ア……! はぁ、ん……んっ、ん……! ッあ、あ!」
気持ちがいい。そう思っていると、入る指の本数が増えた。徐々に拡がってくれている証拠であるが、どこか息苦しさがある。流石に指が増えると、異物感が否めないからか。
指先の動きにランダム性が出てくると、遂には前立腺に指を掠めた。シャリアは短い悲鳴を出しながら悦ぶ。
「ッひ!? ぁ、あ……!」
「君はここが好きだな……」
微かに笑ったシャアが、さりげなく入れる指の本数を更に増やしていく。息が苦しくなるが、時折に前立腺を触れられるので、それどころでは無くなっていた。
「ぁ、あ! すきれすぅ! たいさ、たいさ!」
「あぁ……君は本当に可愛らしい……このまま、君を独占したい」
「たいさ! たいさは、私の、ものです!」
そこでシャリアは射精をしてしまう。自身の腹に精液を勢いよく掛ければ、シャアが大きな笑みを浮かべる。
「元気そうで何よりだ」
指をぐちぐちと出し入れしてくる。それが堪らなく気持ち良くなってきたシャリアは、口をだらしなく開いた。
「あッ、あ! たいさ、たいさ! わたし、またイってしまいます!」
「ほう、では……イけばいい」
最後の言葉はシャアが囁きかけてくる。するとシャリアはすぐに射精をしてしまったが、前のように若くはない。萎えてしまい、大きなショックを受ける。シャリアの目から涙が垂れてきた。
「たいさ……! もうしわけ、ありません……!」
「いや、いい。あとは空イキをしてもらおうか」
なまめかしい笑みを見せたシャアが指を引き抜く。そして胸へと止めとしてなのか、尖りに歯を立てた。シャリアは再び短い悲鳴を上げたかと思うと、腰がびくびくと震えた。
「ぁ……! なに、なに……!?」
「先程のが空イキだ。覚えてくれたかな?」
「はい……たいさ……!」
感覚を覚えたが、確かに果てる感覚と似ている。シャリアはもう一度それを感じたくなり、淫らにシャアを誘った。腰をゆらゆらと振る。
「たいさ、たいさのまらが、欲しいです……!」
「分かっている」
そこで髪が乱れたのでかき上げれば、シャアの目が鋭くなる。どうしたのだろうかと思っていると、指を引き抜かれた。指の関節が粘膜を擦り、とても気持ちがいい。
「誘い方が、上手くなったものだ……本当に私以外と寝ていないのか?」
「はい、そうですから、たいさ、たいさ! はやく……!」
自ら足を開いてから膝裏を持ち上げる。解されたばかりの穴が露出するが、シャアにはどう見えているだろうか。性的に興奮する光景となっているのだろうか。
「確かめなければな、中の具合を……」
シャリアの上に乗り上げたシャアは、そのまま雄をあてがった。久しぶりの感覚にシャリアの胸が高鳴る。
先端を少しでも擦られる。するとシャリアはそれだけで気持ちがよかった。あまりの気持ち良さに笑みを浮かべてしまうと、シャアがその口をキスで塞いだ。
「んぅ……! ぅん、ん、んッ、んん……!」
腰が痙攣したのが分かる。またもや空イキをしたのだろうか。それが嬉しくて堪らないシャリアは、挿入を促す為に腰を振る。すると亀頭がぬるりと穴に入ってしまった。久しぶりの行為であるのに、解し方も充分でないのに、あっけなく入ってしまった。
本当にシャア以外とは寝ていないのだ。それを証明したいのだが、方法が思いつかない。必死に考えていると、竿が穴にぱちゅんと入る。体にってつもない衝撃が走った。自身の体の中に、シャアのものが入ったのだ。
シャリアはこのまま唇を塞がれていなければ、声にならない悲鳴を上げていたことだろう。
「ッはぁ、シャリア、中が、気持ちいいぞ……!」
「ありがとうございます! わたしのここは、たいさの、為にあります……!」
シャアが腰を振るが、結合部からは卑猥な水音が鳴った。二人の体を繋ぐ音だ。
「ぁ、ア! たいさ! たいさ! きもちいいです! たいさ! たいさ!」
「あぁ、そうか……!」
腹の中で中でシャアの雄が暴れる。その度にシャリアは腰を揺らし続けるが、快楽は止まらない。このままでは、自身の性別すら分からなくなりそうだった。
そのような中で、シャアがずるずると雄を引かせた後に、思いっきり打ち込む。ぱんと乾いた音がするが、腹の中に雄が埋まった。シャリアは喘ぎ声ではなく、喉から空気を出す。
「ッひゅ!?」
だが腹の中にしては酷く奥に入ったような気がした。経験したことのない位置に、シャアの雄がある。これにはシャアも首を傾げた。
「ここは……? 何だ? このくびれは……?」
疑問を口にしながらシャアが腰を揺らした。その瞬間に、ぐぽぐぽと妙な音がする。どこまで雄が入ったのだろうかと思ったが、シャリアは次の瞬間に凄まじい電流を流されたような気分になる。体が快感を察知して、大きく硬直させたのだ。
「シャリア……ここがいいのか?」
「ひゃ、ぁア! たいさ、たいさ! そこ、らめぇ! ぁ、あ、ッお、お!?」
より深く抉られると、体のあらゆる穴から液体が止めどなく流れてくる。目から涙を。口からは唾液を。皮膚からは汗を。
だが気持ちがいいが、どういうことなのか分からない。シャアは再度首を傾げるが、シャリアが気持ち良いなら、と腰の動きを続ける。
「あ、ぁ! ッう、ぁ、ア! なにか、くる! たいさ! なにかくる……!」
「ッふ……ほう、何が来るというのかね?」
「わかんない! たいさ! たいさ! ……や、ぁ、ん……ア、ぁあッ!」
自身の体液に塗れながら、シャリアの股間から無色透明の液体を吹き出した。シャアの体に掛けていく。
これは潮なのか分からないまま、続けてシャアが腹の奥へと精液を注ぐ。シャリアは訳が分からなくなるが、多幸感があることは確かであった。顔を体液でぐちゃぐちゃにしながら、シャアの名を呼ぶ。
「シャア……たいさ……」
「シャリア、好きだ……」
雄を引き抜いてから、まずは舌で涙を舐められた次に唾液を舌で拭うと、そのまま軽いキスをしながら二人は抱き合う。シャリアは何もかもがどうでもよくなってくる。シャアの背中に手を回すと、逃がさないと言わんばかりに力を入れようとした。しかし手に力が入らない。
「たいさ……もう、どこにも、いかないで、ください……」
「分かっている……君に、ずっと寂しい思いをさせてしまったからな」
シャアからその言葉を聞くと、シャリアは体をもぞもぞと動かした。シャアのものはまだ萎えていないが、自身は体力の限界だ。
「たいさ、せめて、あなたのまらを、きれいに、させてください」
「あぁ、では頼む」
雄を引き抜かれると、シャアが大量に射精していたのが分かる。ごぽごぽと流れ出るが、中が熱すぎで何も分からなかった。一瞬、勿体ないと思ったがもう遅い。体勢を変えたシャリアは未だに勃起しているシャアの雄を見つめる。精液が所々に付着しており、卑猥だ。
「たいさ、たいさ……」
うわごとのように名を呟いた後に、雄を口に含む。雄臭い味が広がるが、シャアのものなので不快感はない。その中で、シャリアはフェラチオをし続ける。
舌を丹念に這わせ、ザリザリと撫でていく。シャアは気持ちが良いらしく、息を上げていた。ならばもっと気持ち良くしたいと、強く吸い上げる。シャアの雄が膨らんだ。
「ん、んっ……ん、ぅ、ん……ん……!」
もう一度射精をすれば、シャアの勃起はようやく鎮まる。口から解放したシャリアだが、萎えてもなお舌で撫で続ける。
「私のここがそこまで好きかね?」
「はい……」
シャリアの声には甘さが含まれている、それくらいに好きなのだ。シャアは唇の端をつり上げると、キスをしてくる。舌同士が絡み合った。
「ん……ッふ、ぅ……ぅん、ん……」
二人はこれでもかと思うくらいに舌を絡めてから、ようやく唇を離す。シャアの綺麗な唇からは、唾液が垂れていた。シャリアはそれを舐め取ると、シャアに抱きつく。
「ずっと、そばに、いて下さいね、たいさ……また、誓ってください」
「あぁ」
頷いてくれたシャアが、左手を持ち上げた後に、薬指にそっとキスをしてくれたのであった。シャリアは「たいさ……」と愛しげに呟きながら。