If①

 ジオン公国軍で二人がニュータイプだと判明した頃である。自身がそのような人間だと驚いていたが、まさか部下であるシャリアまでも同じニュータイプの類の人間だとはだとは思わなかった。自身以外にも、鋭い勘と言えばいいのか、センスと言えばいいのか。それが備わっているのか。

 とある作戦後に帰還をした後に、ブリッジに報告をしてから出たところだ。艦長曰く各自休憩して欲しいとのこと。パイロットスーツのままだが、早く脱ぎたかった。なのでヘルメットのみでも脱ぐ。同じく、シャリアもヘルメットを取った。
 するとシャアはシャリアを見ていると、妙な感覚が湧き出してくる。これは同じパイロットとして、そして部下として見なしていないように感じた。では、この謎の感覚は何なのだろうか。シャアは見えているシャリアの片目を見ながら考えるが、答えは見つからない。そうしていると、シャリアが首を傾げた。今の自身の態度に疑問を持っているらしい。
「……大佐? いかがなさいましたか?」
「ん? あぁ……何でもない。それより大尉、今回の作戦も、良い動きをしてくれた。流石だ」
 そう褒めれば、シャリアは照れたように視線を逸らす。謙遜などしなくても良いものを、とシャアは微笑をする。そこでとあることに気付いた。これはニュータイプなりの感覚でしかないのだが、シャリアと心が通じ合っている気がする。そう思えたのだ。
「シャリア大尉……」
「はいシャア大佐」
 名を呼べばきちんと返ってくる。軍人としては当たり前の反応なのだが、今のシャアにとってはそれが特別なように聞こえたのだ。そこで妙な感覚が次第に正確なものに近付こうとしていく。一歩一歩、確実に。
「私の部屋に今すぐ来てくれ。君と一杯でも、交わしたい気分なんだ」
「分かりました。喜んで」
 嫌な顔をせずにシャリアが自身の与えられた部屋に着いて来る。他の者よりも、そしてシャリアよりも待遇が厚いので部屋の広さは勿論のこと、家具は質の良い物だ。シャリアはそれらをあまり見慣れないらしく、部屋に入るなりそれらを見ていた。
 だが扉が閉まりロック状態になると共に、シャアはシャリアを壁に詰め寄った。シャリアは驚いた顔をしながらこちらを見るが、警戒心の欠片もない。ただ普通の人のように、驚愕の様子を見せているだけだ。
「大佐……?」
「シャリア大尉、私達とは、上手く連携がいっている、君もそう思うだろう?」
 まずは質問をすれば、シャリアは当然のように頷く。
「はい、勿論です。僭越ながら、私と大佐は相性が良いように思えます」
「そうだ。ならば……」
 そこでシャアはシャリアの前で仮面を取ろうとした。しかしシャリアがどうしてなのかそれを止める。
「た、大佐、よろしいのですか? 聞いたところによると、貴方は顔に酷い火傷を負ったせいで仮面を着けていると……私は大丈夫ですが、大佐が…」
「君ならば、問題はない」
「はい?」
 訳の分からない、そう言った顔をしたシャリアが焦りながらこちらを見る。
 シャアはそれを無視した後に、仮面を外していった。思えば、人前で仮面を外すのはシャリアが初めてなのかもしれない。自身の顔がどう思われてもいい。それよりも、シャリアとはこうして正直でありたいのだ。これからは、何もかもを。
「た、大佐……火傷など、無いではないですか。その……とてもお綺麗な顔で、放っておく女性など居ないのではないのですか?」
「本当は火傷はない。だが、放っておく女性など、どうでもいい。シャリア大尉」
 そして顔を近付けるが、次第にシャリアの頬が朱くなっていくように見える。自身の顔を見てなのか、この状況に対してなのか、或いは両方なのか。そうであったら、自身としては喜ばしいことなのだが。
「な、なんです……」
「私達がここまで相性がいいのならば、私と寝てみないか?」
 言い切ったが、シャアが妙な感覚を持っていたのはこれだ。シャリアを部下ではなく想い人として見てしまうのだ。返事など断られてもいい。そうであれば、上官命令で抱くまでだ。そこまで、シャリアのことを想ってしまったのだ。
 そしてこれはニュータイプの勘だが、シャリアとは相性が良いのではないのかと考える。薄々と考えてしまっていたのだろうか。
「ど、どうして私を……!? ご冗談は……」
「私が冗談を言ったことがあるかね?」
 すぐに言い返せば、シャリアは何も言うことが無くなったらしい。押し黙ったのだが、それがどうにも忙しなく思えた。手袋を外して素手を出した後に、顎に指を添える。
「シャリア」
 口説くように名を囁けば、シャリアは頬だけでなく顔全体や耳までも真っ赤に染めていた。自身の機体のようだと、笑いかける。
 もう一度名を呼んでみるが、シャリアの体は硬直していた。顔色は変わらない。そうならば良いということなのだろうか。手を取り腰に手を回してから、ベッドに向かった。途中でシャリアの足の動きがぎこちなくなったが、腰をぐいと押せば足が動いてくれる。なのでそのままベッドに沈むと、そこでようやくシャリアが反応を示した。遅いにも程がある。
「ま、待って下さい! 大佐! 私はそもそも男であって、大佐を満足させることなど、できません! 貴方は疲れているのではな……んぅ!?」 シャリアの必死の言葉の途中で、シャアは唇を合わせた。見事に塞がれたシャリアの唇からは、くぐもった声と助けを求める吐息が聞こえる。
 だがシャリアは本能的には嫌がっていないだろう。シャアは直感でそれを導き出した。まずはパイロットスーツを脱がせてから軍服姿へとさせる。唇を合わせているので見えないのだが、この状況のシャリアはさぞかし可愛らしい様子なのだろう。そのような感情が沸き起こり、シャアはシャリアのことが好きだと思えた。
 実感をすれば、後は自身も着ているものを脱いでいくだけであった。床にパイロットスーツを投げ捨てると、互いに軍服姿になったところでようやく唇を離す。シャリアの顔は、茹でられたように呆けている。あれだけのキスで、シャリアは頭が回りそうにない。それにもう抵抗など示さないだろう。
「シャリア……」
 階級ではなく名だけを呼ぶと、シャリアはびくりと肩を震わせた。小動物のように怯え始めるが、それを宥めていく。まずは頭を撫でていった。
「シャリア、怖くないから、大丈夫だ……」
 優しい声で言えば、シャリアの瞳から怯えが消える。しかしシーツの上で丸まっているばかりなので、まずは腕を広げる為にと手首を緩く掴む。
「大佐……」
 シャリアは何かを考えているようだ。それはニュータイプの直感で分かるかと思い、目を見て集中してみる。やはり、本能的には嫌がっていないのが分かる。
 それならば、もう分からせるしかないのだ。抱いて快楽を与え、自身と寝る気持ち良さを。
「シャリア、脱がせるぞ」
「な!? ちょ、大佐……!?」
 ジオン公国軍の軍服を次々と脱がせていく。着ている軍服は同じ仕組みをしているので、簡単に脱がせていくと、遂に半裸になった。やはり軍人である故に鍛えられているが、どうにも男臭いようには見えない。寧ろ綺麗な肉体と感じるのだ。
「綺麗だ……」
 そう呟くとシャリアの体が次第に広がっていった。遂には手が伸びてくると、それをしっかりと掴む。だがすぐに離してしまった。
「大佐……私なんかと寝て、後悔しますよ……止めてください」
「後悔などしないさ。私は止めない」
 即答の後に自身も手袋を外してから軍服を脱いでいく。半裸になつたところで、顔を近付けてから顔に掛かっている前髪を耳に掛けた。顔がよく見えるが、やはり抱く側でも嫌悪感はない。寧ろ性欲がこみ上げてくる。
 自然と股間が盛り上がってくると、シャリアにそれを押しつけてみる。反応は、初物のように恥ずかしがっている様子だ。シャリアの年齢からして、そのようなことなどあり得ないというのに。
「た、大佐……!」
「シャリア、まずは言っていなったな。好きだ」
「え……?」
 困惑を見せたシャリアだが、返事が来る直前にキスをした。そして顔を様々な角度へと動かしながら、シャリアの体に手を伸ばす。残りは互いにスラックスのみだが、まずはシャリアのものを脱がせようと思った。ベルトを外してから、スラックスとい下着をゆっくりと下ろしていく。
「ん、ん……っふ、ん、んぅ!」
 少し息苦しそうだが、鼻で呼吸できているのでいいだろう。脱がせた後を見てみれば、シャリアのものも反応していることが分かる。これは分からせるまでもない。普通に抱いていれば、シャリアは悦ぶと確信した。
「ッん! ん、んぅ、う……んっ! ん……!」
 次第に二人の唇の隙間から唾液が垂れていく。それをじゅるじゅると吸っていけば、シャリアが目を見開いた後に細めていく。これは、好いということなのだろう。
 もっとそうしてやりたいが、次は自身のスラックスと下着を脱がさなければならない。自身の反応している逸物を見せなければならない。なのでキスの動きを緩めた後に、裸になると唇を離す。唾液の線が見えた気がするが、それは儚くぷつりと消えてしまった。
 顔は完全に自身に発情させていた。目は蕩け、そして口角は上がっている。何と、官能的な光景だろうか。
「はぁ、はぁ……たいさ……こんなに……」
 逸物を見せるとシャリアは興味津々に凝視してくる。
 このままフェラチオをしてくれると思ったのだが、少し考えてみるとまだしてくれない気がした。しかし自身がシャリアのものを咥える気ならある。なので顔からずるずると下りてから股間に辿り着くと、すぐに緩やかに反応しているシャリアの股間を口に含む。
「ひゃ!? ぁ、あ……! たいさ……!」
 男のものを初めて咥えるが、青臭い。だがシャリアのものだと思えると、やはり嫌な感覚はない。寧ろもっと気持ちよくさせたいと、舌を動かしてから更に咥えこんでいく。
「は、ァ……たいさ、そこ、きもちいい……なんで……ぁ! はぁ、ん……んっ! はぁ、は……」
 上目遣いで見れば、まるで初めて性的な快楽を受けた思春期の子どものよう反応をしている。どこを見ても可愛らしいシャリアのことを、早く食いたくて堪らなくなった。しかしまだ、体を交わらせるには早い。シャアは耐えた。
 亀頭を口腔内で包んだ後に、裏筋を舌でザリザリと撫でていく。シャリアは気持ち良さそうにしているが、この先はもっと気持ちがいいかもしれないのだ。男同士で交わることは、異性同士よりも気持ちがいいと聞く。それならば、シャリアと共に快楽を共に得たい。
 じゅるじゅると唾液が再び出てきた頃に、シャリアのものが膨らんだ。これは射精の合図だということは分かっているのだが、どうにもこの口を離したくない。シャリアを見れば、射精をするので顔を離して欲しいと懇願していた。
 遂には頭を掴まれたが、出せる力が弱いのか、或いは相手が上官故に手加減すべきだという理性が働いているのかは分からない。とにかく、シャリアの射精を口腔内で受け止められると思った。シャアはちゅうちゅうと甘い汁を吸うように、吸い上げていく。シャリアは首を大きく横に振った。
「っひ、ぁ、あ! たいさ! でますから! はぁ、ぁ、ん! たいさ、はなし……っぐぁ! はぁ……はぁ、はぁはぁ……!」
 熱くどろりとしたものが口の中に満たされる。これはシャリアの精液なのだが、シャアはごくりと喉に通した後に顔を上げた。見ればシャリアを手で目を隠し、視界を遮断していた。それくらいに恥ずかしいのだろうか。
 だが構わずシャアは感想を述べる。
「シャリアの精は、濃くて美味かったぞ。最近はご無沙汰だったようだな。だが心配するな。これからは私が相手になるからな」
「どうして、どうして……!」
 余程恥ずかしいらしく、未だにシャリアが目隠しをしている。耳まで真っ赤なのは変わらず、そしてやはり抵抗の気が無いからだ。
「シャリア、恥ずかしがるな。私にフェラチオをされている君は、とても興奮した。良かったぞ」
 そう言うが、シャリアの態度は変わらない。これでは進まないと、シャリアの両膝裏を持ち上げた。足を開かせるが、すんなりと開いてしまう。目隠しは変わらずしているのに、おかしいとクスクスと笑ってしまう。
「どうした。肝心なところが、私に見えてしまっているぞ」
「ッ……! そ、そうでした!」
 手を取り払ったが、足を開かされているのでシャリアは悲鳴を上げかける。だがシャアの勘ではこうされて嬉しくなっているのだろうと思えた。そうしていると、喉から出かけたシャリアの悲鳴が落ちていく。やはり、と思いながら次のことを考える。
「私の部屋に……そうだ、ワセリンがあった」
 ベッドサイドにワセリンのチューブがある。これは単に皮膚の乾燥予防に用いているが、このような用途で取り出すのは初めてであった。潤滑剤として使おうとしているのだ。
 シャリアの恥部を見れば、未だに一度も受け入れていない穴がひくついている。自身に慣らされ、そして挿入されていることを期待しているのだろうか。思っていることを感じ取ろうとしたが、シャリアの思考は自身への好意で埋まっていた。素直ではないが、そこもまた可愛らしい。
 急いでワセリンを指先に捻り出してから、それをシャリアの恥部に持っていく。
「ゃ……! たいさ! や、やはり、止めて、下さい……!」
 シャリアがそう言うが、足が震えているだけだ。微塵も抵抗を示そうとはしない。それを指摘してみた。どのような反応を示してくれるのだろうかと。
「止めてくれと言う割には、私を殴ることもしないじゃないか」
「ッ……!」
 何も言い返せないらしい。シャリアが押し黙ったことを確認すると、指を穴にあてがう。だがひんやりとしているのか、シャリアの全身がびくりと震えた。
「おっと、これは失敬。温めるから待っていてくれ」
 指をにちゃにちゃと絡ませる。ワセリンの音が鳴る度に、シャリアは肩を何度も上下に動かす。どうやら早く早くと期待しているように見える。
「ふふ、もう少し待ってくれ……シャリア、指を挿入するぞ」
「っひ……!」
 指先をつぷりと入れると、シャリアの体が丸まっていくような気がした。これは僅かに残っている抵抗なのだろうか。いや。まだ抵抗心があったとは思わなかった。シャアは舌舐めずりをしてしまう。
「よく見せてくれ。私の指が入る中で、君が反応しているところを見たい」
「…………」
 シャリアはまたしても何も言わずに視線を外した。だがニュータイプの直感でシャリアが早く迎えたいことは知っているので、指を更に進めた。中は狭く、そして当然のように追い出そうとしていく。粘膜が蠢き、シャアの指を勢いよく包み込んだ。
「私の指が、入っていっていることが分かるか? シャリア、君の体の中に、私の体の一部が入っているのだぞ?」
「た、たいさ……い、言い方が……!」
「ようやく何か喋ってくれたな。ほら、もっと入るぞ……狭いな」
 粘膜は相変わらずだが、そこでシャリアの様子が変わってきた。顔色の赤みが引いてきたものの、体がびくびくと動くのだ。そして唇からは熱い吐息を出す。これは感じてくれているのかもしれない。
 中にある指を折り曲げてみれば、シャリアから嬌声のようなものが吐き出される。
「っあ! っう、う……!」
「気持ちいいか? 君だけで抜くよりも、これは気持ちいいか?」
「き、気持ちよくないです……! ぁ、アッ、ん、ん……」
 どうして虚勢を張っているのか。しかしそれが面白く見えたシャアは、指を今度は激しく動かしていく。まるで、女の膣の中をかき混ぜるように。
「あ、ぁ、ひッ! う、ぅん、ん……! はぁ、あ、たいさ! そこ、やめ! ッは、はぁ、は!」
「感じてくれている君は綺麗だ。もっと啼くがいい」
 顔を近付けてから耳へと移動すると、耳たぶをい舐めながらそう囁いた。シャリアの中がいっそう締まっていく。指をまるで咀嚼されているかのように思える。
 だが今は穴を慣らすことから始めている。ここまで感じていてくれるならば、挿入はもっとシャリアの嬌声が聞けるに違いない。期待に胸を膨らませたシャアは、シャリアの耳元で「君は可愛いな……」と囁いた後に、指を増やしてみる。穴がどんどん拡がっていくように思える。
「見てくれ。君の体が私の指をここまで受け入れてくれる。そろそろ、素直になってもいいのではないか?」
「嫌です、私は、あなたには……ひゃ!? ぁ、ア! そこ、だめ! さわったら、だめ!」
 指を動かしていくうちに、中のしこりに指が当たった。その際にシャリアが良い反応をしてくれたので、ここが気持ちいいだろうと確信した。指で集中的に突いていく。
「ア、ぁ、はん、ん! たいさ、そこ、やめ! は、はッ、んん……! やだ! もう、イく! イく! ッ……は、ぁ、やぁ!」
 シャリアは中を弄られただけで射精をする。光景をしっかりと見ていたのだが、達した瞬間にシャリアが微かに涙を流していた。涙とはいえ一粒の涙を流しただけであるが、シャアはしっかりと脳裏に焼き付けた。これほど、人間が気持ち良さそうにしている光景を見たことが無かったからだ。
「気持ちよかったかね? 私の指が」
 わざとらしくそう訊ねながら指を引き抜くが、やはりシャリアは頷こうとはしない。やはり自身の逸物で分からせるしかないのか。そう思ったシャアは、勃起している自らのものをシャリアに見せた。
「そろそろこれで君に分からせよう。心配するな。痛みは無い筈だ」
「…………!?」
 シャリアの感情を読み取ってみれば、欲しいと言っているように思えた。心は素直なのにと、シャアは内心で笑う。
「わ、わらわないで……ッう!」
 体の上に覆い被さると、耳を再び舐めながら逸物を穴にあてがった。そして今から挿入すると、穴の縁にぬるぬると擦りつければ、シャリアの瞳が大きく開く。顔の赤らみが戻ってきた。
「や……! たいさ、たいさ!? まっ……あ、ぁ、はいる……!」
 そして先端をぬちゅりとめり込ませれば、シャリアの心臓は期待により大きく打ち付けた。その音がよく聞こえるので、シャアは心臓の辺りに耳を寄せる。どくんどくんと鳴り止まない。
「あぁ……君はやはり、私が欲しいのか……」
 悦に浸りながら腰を進めれば、シャリアの腹の中にどんどん逸物が入っていく。解し足りないと思えたが、穴はどんどん歓迎してくれているようだ。膣のように開いていった。
「あ、あ……! ゃ、ぁ! たいさ! たいさ! ぅ、ぁあ! ァ、あ! はいる、はいる……!」
 その瞬間に亀頭がずぼりとはまる。シャアはその感覚を拾うと、勢いよく竿まで通していく。やがては全て埋めることができると、シャリアを見る。目は垂れており、口は半開きで唾液を垂らしていた。挿入されて、相当に気持ちが良いらしい。
 シャリアの中は狭い。そしてよく締まり、挿入しているこちらとしてはこの時点で射精をしてしまいそうであった。それくらいに、シャリアの腹の中は良いのだ。
「ッ……! は、はぁ、ぁ……! たいさ、たいさ!」
「っぐ、は、はぁ……何だね?」
 厭らしい結合部を見ながら返事をすると、シャリアが次の言葉を述べる。
「たいさ、たいさ、接吻を……! たいさ……!」
「良いだろう」
 顔を上げてからシャリアと顔を近付ける。口の周りは唾液に塗れているので、それを舐め取った後に唇を合わせた。どこか、甘い味がする。
「っん、ん……! ん、ん、はぁ、は……! たいさ、きもちいい、です、たいさ! わたし、たいさが、もっとほしいです!」
 ようやく口で従順になってくれた。シャアは喜びで一杯になると、すぐに腰を振る。腹の中に収まっている逸物が揺れ、そしてシャリアは女のように喘ぐ。
「あぁ、ア! ぁ、んん! あっ、あ! たいさ、たいさ! すきです! たいさ!」
「私も好きだ……ッぐ! これ以上締め付けられたら、出してしまいそうだ……!」
 腹の中はこちらのものを食い尽くすように締め付ける。それが堪らなく気持ちがいいシャアは、射精感がこみ上げてしまう。だが中に出してもいいのだろうか。そう考えていると、蕩けた瞳でシャリアが言う。
「なかに、だしてください……!」
「分かった。出すぞ……ぅ、あ……! ッふ、うぅ……!」
 逸物を膨らませた後に、シャリアの腹の中に精を注ぎ込んだ。シャリアはその際に、まるで種付けでもされた女かのように、恍惚の笑みを浮かべていた。嬉しくなったシャアはキスをすると、そこでシャリアも射精をした。
「っん……たいさ、たいさ……!」
「シャリア、好きだ。君をずっと離さない」
「たいさ、約束を、してください、たいさ……!」
 約束を懇願されたが、それをしっかりと聞き入れようと思った。シャリアの左手を持ち上げた後に、薬指に唇を寄せる。
「約束を……いや、誓おう」
「たいさ……」
 二人は互いの願いを刻むように、深いキスをした。その途中で、まだ萎えない逸物の存在を思い出す。なので腰を振れば、シャリアは気持ち良さそうにしてくれる。嬉しそうだ。
「ッん、ん! はぁ、はぁ……たいさ、たいさ!」
「シャリア……」
 この願いは互いの体に深く刻まれているだろう。シャアはそう思いながらシャリアを抱き続けたのであった。シャリアがまともに喋られなくなるまで、ずっと。