薬と感触
ある夜、夏侯惇は于禁の隠れ処へと来ていた。手には腕ほどの大きさの布に包まれた何かを持っており、慎重に扱っている。馬に乗っている時には、両手で抱え込む程に。
隠れ処に入ると机の上で早速、布を開いて中身を于禁に見せる。しかし于禁は何も反応を起こさない。
「何かの薬でしょうか?」
出てきたのは手の平に何とか収まる程の、茶色の陶器製の容器とそれの匙であった。それも蓋をしたその上から厳重に紐で縛っていて。
于禁は特に触れることもなく、見たままの感想を述べた。
「そうなるな」
だが夏侯惇は中身の詳細は言わなかった。代わりに于禁に、寝台に横になって欲しいと言う。
今から何をするかは不明だが、素直にそれを聞いた于禁は言う通りにした。寝台の縁に座ると仰向けになる。それを夏侯惇は確認してから、于禁の頭部の近くに容器を置いた。
「……ただの予感でしかないのですが、着物は脱がなくともよろしいのでしょうか」
「ほう、よく分かったな。脱いでくれ」
眼帯を取り外し着物の袖を捲くった夏侯惇は、于禁の上に跨った。上体を起こしてから羽織の襟をゆっくりと開き始めた于禁を見て、夏侯惇はそれを助けるように着物の襟をがばりと開く。だが于禁はそれに対して特に恥じることもなく、日常動作のように腕から羽織を抜くと帯を外していった。羽織を取り払うと、淡々と着物も脱いでいく。すると身に付けている着物を全て脱ぎ終えていた。竿は既に反応している。
それを見て、夏侯惇は少し溜息をつく。
「少しは脱ぎながら、そこ以外でお前から、何かの反応くらいあっても良いだろう」
「そのようなことを仰られても……」
肌が見えてきていても、于禁は次々と着物を脱いでいくのみ。次第に苛立ちを覚えた夏侯惇は、于禁と顔を近付けると唇を合わせるとすぐに離した。驚いた顔を于禁はするが、すぐに柔和な笑みを浮かべる。そしてそのまま、于禁からも唇を合わせていった。
珍しい于禁の行動に、夏侯惇は動揺を隠せないでいる。そうしていると于禁は簪を引き抜いてから、冠を外す。長い髪がさらりと布団の上に広がっていくと、夏侯惇を誘惑し始めた。于禁が少し頭を上げて夏侯惇の首の後ろに両手を回し、密着していきながら。
「いかがなさった」
熱くなっていく于禁の吐息が、夏侯惇の頬にかかった。夏侯惇の体がぞくりと震えると、ゆるりと口角が上がっていく。次第に声は段々と低くなっていっていた。
「どこで、そのようなことを覚えた?」
「貴方が、私からこうされるのがお好きだと思った故に」
于禁がそう答えたその瞬間に、夏侯惇は寝台の上に于禁を改めて押し倒した。于禁の長い髪が寝台の白い布団の上により広く散らばっていく。
その髪を見た後に、夏侯惇は于禁と濃厚な口付けをしていく。唇が合わさると、すぐに二人の舌が伸びていった。互いの舌同士が衝突すると、ぬるぬると絡み合う。舌の熱さや形を、感覚や脳に焼き付けるように。大量に出てくる唾液が動く音と、それに二人の気持ち良さげな声が漏れていた。
二人の唇の端から唾液が垂れ、于禁の竿からは先走りが垂れる。夏侯惇は後者を視界の片隅で捉えると、自身も羽織や着物を脱いでそれを床に投げ散らした。夏侯惇の怒張も反応しているのがよく見える。
「この薬が、何か分かるか?」
「それは、分かりませぬ……」
夏侯惇は持っていた陶器製の容器の方を見るが、一方の于禁は夏侯惇の怒張を見ていた。それに気付いた夏侯惇は軽く笑うと、陶器製の容器を手に取る。
外見と同じでそこまで重くはないのだが、夏侯惇は慎重に持つ。恐らくは貴重な薬なのではないかと、于禁はそれを見ながら思っていた。
陶器製の容器の紐を解いてから蓋を開けようとしたところで、夏侯惇は中身について話す。
「これは、催淫効果が期待できる塗り薬だ」
「それが無くとも私は……」
「話を最後まで聞け」
薬の効果を聞いた瞬間、于禁の表情が機嫌の悪いものに変わっていた。そして自身が思っている意見を述べようとしたが、夏侯惇はそれを途中で中断させる。于禁はすんなりと黙った。
「効果を期待できるというのは、表面的な話でな。実際は少し塗っただけでもかなりの効果があるらしい。中には、失神する者も居るらしいが。だからか、このような珍しいものを欲しがる先客が居て手に入れるのにかなり苦労した。それだけの価値があるのだろう。それでだ、お前に試してみたいのだが、どうだ?」
不敵な笑みを浮かべ始めた夏侯惇だが、于禁は意地を張るように「ご自由にされては」と言って視線を一時的に逸らした。
なので夏侯惇は于禁の両脚を開くと、容器の蓋を開けてから軟膏のような半透明の塗り薬を匙で掬って手の甲に乗せる。それをもう片方の指に取ると、于禁のかたく閉ざされてしまっている尻の入口の縁に塗る。
「ん……はぁ、ぁ、ん……」
その最中に于禁はたったそれだけで控えめな喘ぎ声を出す。しかしまだこれからだと言わんばかりに、夏侯惇は縁に塗りたくっていった。そうしていくうちに指が入口に入っていき、粘膜に薬が触れる。
何度も何度も浅い場所に薬を塗っていると、于禁に変化が訪れた。
「……ッ、んゃ、ひ、ァ!? ぁ、あ!」
薬の効果が現れたらしく、于禁の竿からは精液ではなく潮が勢いよく飛び出す。眉は下がっており、瞳には涙が浮かんでいる。そして全身をびくびくと、大きく痙攣させながら。
「容赦はせぬぞ」
先程の影響か、不思議と于禁の入口が急激に緩くなっていた。入れていた指でそれを確認すると、引き抜く。入口はくぱくぱと伸縮しており、それを見た夏侯惇の怒張には血管がバキバキと浮かび上がってきていた。夏侯惇は少し奥の、于禁の善い場所にも塗ったらどうなるのかと考えている。
すると于禁は自身で両膝を持ち上げ、恥部を全て夏侯惇に見せる。
「ここを、もっと駄目にして下され……」
首から上が真っ赤になっており、浮かんでいた涙は流れていた。煽られた夏侯惇は何も反応を返さず、匙を手に取ると薬を手の甲に乗せる。再び指に取ると、于禁の入口に指を入れた。すんなりと指が進むと、奥に満遍なく薬を塗っていく。
場所は粘膜であるので、薬の効果はすぐに出た。于禁の竿からは先程と同じ量の潮が噴き出し、淫らな声を上げて絶頂を迎える。
「はぁ、はぁ、げんじょう、もっと……」
腹の中は蕩けるように柔らかい。指を動かしてからそう分かった夏侯惇は指を引き抜き、怒張の先端を縁にぴたりとつける。熱により溶けた薬が、縁から流れ出ていた。その卑猥な様に舌舐めずりをしてから、怒張を押し込んだ。
「ひゃ、ぁ、あッ! ゃ、ア、あん、あ!」
ふわふわと柔らかく熱い場所に、夏侯惇の凶器のように硬く熱い怒張が挿し込まれる。中を通ったその瞬間、于禁はまたしても精液ではなく潮を噴いた。自身の胸に掛かる。
すると夏侯惇は、すぐに濃い精液を腹の中に流す為に動きを止めた。腹の中に精液を叩きつけられ、于禁は背中を反らせながらふわりと笑う。
「はっ、ッ、ぐ……ぅ、はぁ……!」
縁や腹の中は夏侯惇の怒張と一つになるように、于禁の腹の中は強く締め付けていた。なので結合部からは精液が漏れなかったが、夏侯惇が腰を動かすと緩みきった入口に隙間ができて精液が漏れていく。
そこからすかさず腰を動かして奥に進めると、すぐに腹の奥に怒張の先端が到達する。ぐぽりという、夏侯惇にとっては聞き慣れた音で分かった。
于禁が再び潮を噴くのかと思いきや、竿は上を向いたままである。何も射出しないまま絶頂を迎えたらしい。腰がガクガクと震え、口からはダラダラと唾液が布団の上に流れ落ちていた。
夏侯惇はその震える腰を掴むと、粘膜同士を力強く擦るような激しいピストンを始める。寝台からはぎしぎしと軋む音が鳴り、あまりの激しさに壊れてしまいそうだ。それに肌同士がぶつかる音が、部屋中に響く。
すると于禁は手脚を動かせない程に、快楽の海へと溺れていった。
「ぉ、ぁあ! ア、や、イく、ぁ、ア、らめ、ぅあ、ごわれる、あっ、お、イぐ、イぐ! ぁ、あ、や、ァあッ!」
「は、ぐぅ……! あ……はぁ……」
奥を突かれて絶頂を迎えた。その直後に再び動きを止めた夏侯惇に精液を注がれたことにより、于禁は間断なく絶頂を迎える。だが于禁は物足りないのか、腰を淫らに振って更にと誘う。胸は、自身が噴き出していた潮によりてらてらと濡らしながら。
「ほう、薬がよく効いているな」
「ひゃい……」
舌足らずの言葉を于禁が吐くと、夏侯惇は一度怒張を抜いた。ずるりと引き抜かれた肉の縁は赤く腫れており、ぽっかりと広がっている。中がよく見えているが、夏侯惇の精液がどろどろと流れ出ていた。
「うしろからも、ついて、だめにくだされ……」
体を震えさせた于禁は体を起こすと、夏侯惇に背中を向ける。そして尻を向けて四つん這いになると、緩みきった入口から精液が垂れている尻を動かした。その淫乱極まりない光景に、夏侯惇はすぐに背中に覆い被さる。
「どこを、突けば良いのだ?」
于禁の肩の上に顎を乗せた夏侯惇は、そのまま赤い耳朶を舐めながら聞く。ぞくぞくと于禁が肩を震わせると、何も答えようともしない。いや、答えられないのか。
引き締まった尻をもじもじとさせているので、そこが相当に疼くのだろう。そう察した夏侯惇は思ったことを聞く。
「お前の好きな、子宮か?」
すると于禁の口から小さな息を吐いたのが聞こえた。なので夏侯惇は「仕方がない」などと言いながら、怒張を入口に再びあてがう。次に背後から于禁の脇の下に手を伸ばし、羽交い締めのように体を固定させた。そしてずぶりと怒張で一気に奥まで貫いた。
「ッ、ひゃァあ!?」
甲高い声が于禁から出たが、最奥をすぐに突かれたことによりその声はすぐに消える。
「はっ、ッう……! お前の子宮は、気持ちが良いな」
再び突くとすぐに締め付ける肉に、夏侯惇は低い呻き声を出す。少しだけ薄くなった精液を出すと、片手を于禁のへその辺りに移動させた。弱いピストンをしながら撫でると、于禁からは小さな喘ぎ声が出る。
「あと何回、ここに子種を出せば、お前は孕むのだ?」
「ひぁ……ぁ……ア……!」
口を閉じられなくなった于禁は、何かを言おうとしているがはっきりと言葉を発せられないでいる。于禁からの言葉を望むのは無理かと思った夏侯惇は、ピストンを強めた。ごぽごぽと精液が粘膜の中で掻き混ざる音が鳴っていく。
薬は充分に効いたので、結腸の入口を先端でぐぽぐぽと強く突き続けた。途中で于禁は四つん這いの体勢になることが困難になり、腹や胸を布団につける。しかし腰は夏侯惇に掴まれ、上に持ち上げられていた。
何度も突こうが柔らかく弾力があるので、夏侯惇はかなりの癖になっていた。背後から自身の脚で于禁の脚を大きく広げさせると、無我夢中で腰を振る。
「ぁ、ゃあ! らめ、もう、らめ! ほんとうに、あかごができるから、ァ! お、イく、イく、ぁあ! んぅ、イぐ!」
于禁の顔の周辺の布団は涙や唾液の池ができていた。そして胸周辺の布団には、噴き出した潮を拭いたような跡が。
もはや子宮とも呼んでもいいような箇所に、夏侯惇は薄くなってしまった精液を注ぐ。于禁は腹の奥に溜まった精液の感覚にうっとりとしていた。
于禁の顎を掴み、夏侯惇は口付けをしながら怒張を引き抜く。大量に出てくる精液の感覚に、于禁は薄い恍惚の声を僅かに漏らした。
だが于禁の竿からは潮のみを噴き出しただけである。それを見た夏侯惇は呼吸を整えてから匙で薬を掬うと、手の甲に乗せた。指で取ってそれを于禁の竿に塗ると、弱々しい悲鳴が聞こえた。
「やら、もう、ゆるひて……!」
「まだ、ここから出していないのにか?」
半笑いになった夏侯惇は、塗りたくるように上下に扱く。すぐに薬の効果が出てきたのか、于禁の竿にはツタのような血管が浮いて覆われていった。そして先走りが垂れていくと精液を吐くが、しかしその勢いはかなり弱く少ない。ようやく出てきた精液は、濃いものだというのに。
「ん、んんっ! はっ、はぁ……」
竿の熱により薬は溶けていく。それを潤滑油にしてどんどん手の平を滑らせていくが、やはり精液が出てくる様子は変わらない。それを見かねた夏侯惇は溜息をつくと、于禁を仰向けの体勢にさせた。
そして薬を先程のように取ると、それを夏侯惇は自身の尻の入口に塗りたくる。
「っう、はぁ、ぁ、ア……ん……」
驚いた于禁は止めようと手を伸ばすが、もう遅かった。于禁のようにすぐに入口が解れてしまったので、夏侯惇は于禁の竿の上に跨る。
何度も絶頂を迎えたのにも関わらず上を向いている竿を見て、夏侯惇は舌打ちをしながら入口に埋めていく。
「っあ……は、入るぞ、文則、ぁ……んっ……」
「……ぁ! ゃ、まって、んぅ!?」
ずぶずぶと竿が夏侯惇の腹に埋まっていった。于禁は抵抗の為にじたばたとしたが、自身の竿が心地よい肉に包まれていく感覚にその気力は奪われる。
夏侯惇は自身の腹に于禁のものが入ることは何度かあり、入れられる側であっても特に問題が無いらしい。なので入れる時と同様に、凄まじい快楽が体中を駆け巡った。于禁も、同様の状態ではあるが。
「ん、んっ、ん……あ、ん……」
腰を降ろしていくと、愛液に塗れた肉のように容易く竿を飲み込んでいった。へその辺りを擦りながら、嬉しそうに話しかける。
「きもちいいか?」
「……ッ!」
于禁は顔を歪めていた。続いて来る快感に着いて行けていないのだろう。だが夏侯惇はそれを待つ気は無いのか、于禁の竿をきつく締め付けていきながら奥へ奥へと先端を引き入れていっていた。于禁はあまりの気持ちよさに、眉間に深い皺が入る。
結果、夏侯惇の腹の奥のくびれに竿の先端が一気に当たる。夏侯惇は、とても嬉しそうな笑みを浮かべながら甲高い声を嬌声を上げた。一方の于禁は顔を更に歪め、それには負けるが同じような嬌声を上げる。
「ん……ぶんそくのおっき、ひ、ひぁああ!? あ、ぁあ、ア!」
「ぁあ、ァ……や、あ!」
于禁は竿に薬を塗られ、そして夏侯惇は今入口に薬を塗っている。薬の効果は互いにほぼ倍になっているに等しいだろう。だがそれでも、性欲という本能には全く抗えないでいる。なので二人は快楽を求める為に、それぞれ違う動きをしながら腰を振っていく。寝台が壊れるかと思う位に、ぎしぎしと悲鳴を上げていた。
濡れた粘膜と乾いた肌がぶつかり合う音、そして溶けそうなくらいに熱い息を二人は吐いた。
「ぁ、あ! ぶんそく、きもちいいか、ふ、ん、んあ、アっ!」
「はい、ぁ、あ、とても、ひ、あぁ、ァ、ゃ」
すると于禁は射精感が込み上げて来たらしい。腰の動きを止めるが、夏侯惇は止める気はない。腹の奥に、盛大に精液をぶちまけて欲しいのか。なのでいやらしい様を見せつけるように腰を振ると、于禁は獣のような荒々しい吐息を吐いた。
顔の歪みが強まると、ようやく竿から精液を吐き出せたらしい。夏侯惇は背中を仰け反らせながら、体をびくびくと震わせる。
「は、ぁん……ぶんそくの、あつい……きもちいい……」
夏侯惇はそのままで于禁の体に伸し掛かると、唇を合わせて舌を舐め合うように絡める。粘度が高くなった唾液が絡み合うが、重力により于禁の頬や布団の上に落ちていった。しかし二人はそれを気にすることなく、じゅるじゅるという音を立てていく。
何度も何度もそうしていると、于禁を噴火する火山のように腰を大きく動かした。突然のことに夏侯惇は唇を離すが、于禁は逃がさないと震える手で顎を捕まえて無理矢理に舌をむさぼった。
そうすると夏侯惇の腹の奥がぎゅうぎゅうと狭くなっていき、于禁は再び射精をした。夏侯惇の腹の中には、先程の精液が一滴も零れることもなく留まっていた。なので夏侯惇の腹は、注ぎ込まれた于禁の精液により若干膨れる。
「っア、あ、ん、おれのなかにも、ぶんそくのこだねが、たくさん……!」
その際に夏侯惇の怒張からはかなり薄くなった精液を出す、というより先端からただ少量を垂らしていた。于禁の腹を汚すと、夏侯惇は淫らに微笑む。
「おまえはおれのこだねを、おれはおまえのこだねを、さずけられたな……」
「はい、私はそれを、とても嬉しく、おもいます。げんじょう」
二人の声や吐く息は弱くなっていた。だが于禁はもうすぐで竿が萎えそうであったので、最後にと夏侯惇の背中に両手を回す。そして脚を辛うじて上げると、それで夏侯惇の尻を固定した。より奥を抉れるように腰を目一杯振ると、夏侯惇は辛うじて聞き取れる言葉としての喘ぎ声ではなく、ただの息を出した。入れられていた于禁と同じように、唾液や涙をだらだらととめどなく垂らしながら。
「ぁ、ア! げんじょうのなかで、イく、ゃ、あ、しぼり取られる、ぅあ、ぁ……ッあぁ!」
栓をするように于禁の竿が夏侯惇の腹の中を貫いているので、溜まる精液の量が増えた。その影響で夏侯惇の腹は、不自然な程に大きくなる。それを夏侯惇はそれを手で触れると、于禁にもそれを触らせた。于禁が優しく撫でると、夏侯惇は片目で悦びの視線を自身の腹に向ける。
そして二人はその感触を、未だ引かない興奮の中でずっと愉しんでいたのであった。