祝福(惇于)

祝福

とある軍務の前に于禁は、自室にて貴重な紙を使って夏侯惇に手紙を書いていた。内容は陽が沈んだ頃に、自身の隠れ処へと一人で来て欲しいと。
そして軍務が終わり誰にも見られないように直接手渡していたが、中身は一人で読んで欲しいと伝えてある。夏侯惇は受け取ると素早く着物の袖に落ちないように仕舞い、確かに頷いていた。片方しかない瞳で、于禁を見ながら。
しかし于禁は約束である陽が沈む前には隠れ処に到着したので、燭台に小さく弱い火を灯す。次に着物を全て脱いでから簪を抜くと、夏侯惇と交わる為の下準備を始めた。
近くの棚から香油の入った瓶と男性器を模した太く長い張型を取り出して持つと、寝台の上に乗って仰向けになる。一人であるのに恥ずかしながら膝を開くと、香油を手のひらに垂らす。ここには誰も居ないのに竿に質感が帯び始め、受け入れる場所が甘く疼き始めた。夏侯惇を待ち侘びながら、于禁は手のひらから指に香油を馴染ませていく。小さな灯りによりてらてらと手が鈍く光ったところで、指で受け入れる場所に触れる。
一人でこのようなことをするのは初めてである于禁は、入口を解すという動作にとても緊張していた。夏侯惇により解されるという経験は何度もあるものの、自身で解すという経験は一度もない。なので手を震わせながら、指先で入口の少し緩い縁をなぞる。
しかし擽ったさに吐息を漏らすと、手が止まってしまった。一人で誰にも見られていない状況ではあるが、とてつもない恥ずかしさがこみ上げる。自身でも分かるくらいに顔が赤く熱くなっていく。それでも欲してやまない夏侯惇を想うと、于禁はぎこちない動きの指で入口を広げる。
前立腺に触れないように順調に広げていったところであった。そろそろ、張型を挿し込んでも良い頃合いだと思ったのだろう。張型を香油で塗りたくってから持ち、先端を入口にくっつける。最中のような声が出たが、押し込んだ。そこで、隠れ処の出入り口の扉が開く。夏侯惇が来てしまったのだろう。
しまった、と于禁は思ったがもう遅い。入口には張型を咥えかけており、体は欲情しきっている。とろりとした瞳と口で「待って欲しい」と伝えようとした。だが、于禁は夏侯惇を見た途端にその意思は消えてしまう。
それは出入り口には、平服姿の夏侯惇が二人も居たのだ。
于禁は何かの幻覚かと思った。だがよくよく見ると片方の夏侯惇は眼帯をしており、もう片方の夏侯惇は眼帯をしていない。それでも目を疑った于禁は、次第に混乱していく。当の本人たちと言っていいのか分からないが、夏侯惇も今の状況が訳分からないらしい。眼帯をしている夏侯惇が、眼帯をしていない夏侯惇を見て驚く。
「ど、どういうことだ!?」
眼帯をしていない夏侯惇が口をあんぐりと開けて何も言えないでいると、ようやく于禁の状態に気付いたようだ。眼帯をしている夏侯惇に、見ろと言って指を差す。
寝台の上には、淫乱そのものの于禁が張型を一人で挿入していた。それを抜くこともなく、ただ呆然としている。眼帯をしている夏侯惇は一瞥した後に口角を上げると、寝台へと歩み寄って乗り上げた。状況を理解したらしいのか。
追い掛けるように眼帯をしていない夏侯惇が必死に口をパクパクと開く。どうしたのかと眼帯をしている夏侯惇が振り返って聞くが、相変わらず口を開閉させるのみ。
自身が二人居ることが不思議でならないのだが、その上にもう一人の自身はどうやら喋ることができないらしい。それの理解もした眼帯をしている夏侯惇は、少し考えた。
「……よく分からないのだが、俺が二人居るのなら、平等に于禁を可愛がれば良いのではないのか」
夢の中ではないのは確かであることは自覚していた。なのでそう言うと眼帯をしていない自身を手招きして、寝台へと乗り上げさせる。
抵抗の意思が無い于禁へと、二人はじりじりと寄っていく。だが于禁は後退る気は無く、寧ろ二人を欲望のままに歓迎した。そこで挿していた張型を抜こうとしたが、眼帯をしている夏侯惇にそれを阻止される。
「そのまま、解す所を見せろ」
「はい……」
言われるがままに于禁は頷き、二人に見えるように膝をよく開いた。竿はそそり勃っており、入口には張型が埋まろうとしているその様を二人によく見せる。二人の夏侯惇は楽しむようにそれを見ているので、于禁は恥ずかしながらも張型を小さく動かすと半分程入った。
それよりも、夏侯惇を深く欲しているのだが。
「は、んぅ、んぁ……! ッあ……ぁ」
切なげに于禁は声を漏らす。内側の粘膜を少しでも張型が掠めただけだというのに、腰をいやらしく振りながら夏侯惇を見つめる。だが二人の夏侯惇は手を出すことはなく、于禁の様子をただ見ていた。特に、入口の辺りを。
張型を少しずつ大きく動かしていくと、于禁の欲もそれに比例して大きくなっていく。快楽の声に混じり、誘いの言葉を吐いた。
「ひぁ、あ、ん……あつくて、おおきな、まらがほしい……!」
腰を浮かせて掻き混ぜられる入口を見せつけるが、夏侯惇はまだ手を出そうとはしない。二人の下半身には、早くも限界が来ようとしているが。
降ろしている長い髪も揺らしながら、于禁は張型の先端で前立腺に若干触れてしまった。すると竿からは濃い精液が勢いよく吹き出す。于禁は自身の胸にまで精液を撒き散らした。そこでようやく眼帯をしている夏侯惇が口を挟む。
「あと四回だ」
「よ、四回も……」
于禁は張型から手を離し、射精した余韻に少しでも浸ろうとする。しかし夏侯惇からそう言われたのであれば、その言う通りにしなければならないと思った。まだ抜いていない張型に手を添える。
全て入っている訳ではないので、張型を全て埋めてしまおう。そう思った于禁だが眼帯をしている夏侯惇に止められる。
「浅い場所だけで、あと四回だ」
耳を疑った于禁だが眼帯をしている夏侯惇が「早く」と急かす。疑問と困惑と欲望が混じり合うと于禁は眼帯をしている夏侯惇の言う浅い場所、前立腺を張型で突いていく。粘膜の中をどう動かしても、于禁の口からは嬌声しか漏れなかった。以前から夏侯惇に何度も何度も、甘い快楽を覚えるまで教え込まれた結果なのか。
それに前立腺の場所など于禁自身さえも把握をしている。なので張型の先端で突く、あるいは押し潰して射精する様子を二人の夏侯惇に見せていく。
ずっと見られていくうちに、感度が上がってきていた。夏侯惇の言う四回目の時点では、前立腺を刺激しなくとも射精してしまう。入口の縁を、ぐるりと回しただけで。
「よくできたな」
五回目の射精により于禁の顔や体はだらりと垂れ、全身が赤みを帯びていた。なので眼帯をしている夏侯惇が褒める言葉を寄越す。眼帯をしていない夏侯惇も何か言いたげではあるが、声が出せないので悔しげに于禁の頭を撫でる。
それらの行動が嬉しく感じた于禁は、表情を大きく緩める。
「きものを、はやく、脱いでくだされ……」
手を伸ばすことが難しくなっているが、それでも于禁は求めるように二人に視線を向けた。眼帯をしていない夏侯惇は喋ることができないので、すぐに着物を脱ぎだしていく。一方の眼帯をしている夏侯惇は、ゆっくりと着物を脱いでいる。
眼帯をしていない夏侯惇は于禁を押し倒して覆い被さると、唇をすぐさま合わせた。喋ることができない分を、補おうとしているらしい。出てきた舌を食べるように于禁はするりと侵入を許すと、分厚い舌同士がぬるぬると絡まっていく。
ただ、于禁は唇が触れた瞬間に脳が蕩けていた。眉や目尻を大きく下げ、舌を迎え入れると腰をゆらゆらと揺らす。性的な本能に支配され、抱かれることしか考えられなくなっているからか。
それを察した眼帯をしていない夏侯惇が舌を強く吸うと、于禁の腰が完全に砕けた。背中や胸を大きく揺らすと、薄い精液を吐き出す。つま先をぴんと張らせながら。
「ん、んぅ!? う、んん、ん……!」
眼帯をしていない夏侯惇が唇を離すと、于禁の瞳は快楽により虚ろになっていた。底に堕ちてしまったのだ。実際に眼帯をしていない夏侯惇の裸を見てから、眼帯をしている夏侯惇の裸を見てとても嬉しそうな表情を浮かべる。どちらも怒張に質感がかなりあり、血管まで浮いているからだ。
好物を見た幼子のように、無邪気に于禁は口を開く。
「わたしのすきな、まらが、二本も……」
眼帯をしている夏侯惇が于禁に近付くと、于禁の体を持ち上げて起こしてから四つん這いにさせた。
「ほら、存分に味わえ」
そして于禁の顔に怒張の先端を近付けると、眼帯をしていない夏侯惇も怒張を同じように近付けた。于禁は息を荒くしながら、どう口の中に入れようか考える。しかしどちらもかなりの大きさであるので、一本ずつしか口に含むことができない。なので于禁はまずは眼帯をしている夏侯惇の怒張を口に含み、眼帯をしていない夏侯惇の怒張を手の平で包む。
上目遣いになりながら、舌で怒張をよく味わった。既に先走りが垂れているが、それを喉に通すと瞳が恍惚により一瞬だけ輝く。浮いている血管の一本一本を舌でなぞっていくと、裏筋やくびれを甘噛した。眼帯をしている夏侯惇が低い呻き声を出すと、次は眼帯をしていない夏侯惇の怒張を可愛がる。
こちらも同様に先走りが先端から漏れているので、それを潤滑油にして扱いていく。声は出せないが、熱く荒い呼吸が聞こえる程には出せるらしい。それを更に聞くように、于禁は扱く速度を上げていった。同時に、未だに口腔内にある怒張を頬肉できつく包む。
どちらも精液が出る、と思ったタイミングで于禁は口や手を離した。するとどうだろうか。思った通りに二本の怒張からは粘性のある精液が吹き出し、于禁の顔中心にかかる。しっかりと顔に受け止めると、于禁は興奮のあまりに唇周辺の精液を舐め取った。
「ぁ、はぁ……ずっと、こうしていたい……」
苦い筈の精液を甘い蜜を舌で拾ったように言うと、于禁は次に眼帯をしていない夏侯惇の怒張を口に含んだ。形や大きさ、それに味が同じであっても好きであることは変わりない。なのでそれも丹念に舌で刺激を与えるが、その途中で口腔内に精液が噴出した。
于禁は零さないようにごくりと飲み込むと、口から出した後に怒張の先端に軽く口付けをする。その後に眼帯をしている夏侯惇は于禁の顔を軽く拭いてやった。
「もう、よろしいでしょう、ここを、早く……」
尻をついた于禁は膝を大きく開いてから、入口を強調するように指で開く。中の粘膜は丸見えで、あまりの卑猥さに二人はごくりと喉を鳴らした。縁や粘膜は綺麗な桃色をしており、いやらしく蠢いているのがよく見えたからだ。
「早く、何だ?」
わざとらしく眼帯をしている夏侯惇が質問をすると、于禁は目を見開いた。しかし色欲には勝てないらしく、素直に思っていることを口にする。
「早く、あなたがたのまらを、ここをいじめることに、つかってくだされ……しょうふのように、ひどく扱って、くだされ……もっと、あなたがたの子種に、まみれたいのです……」
于禁には期待の眼差しが宿った。眼帯をしていない夏侯惇が口角を上げると、于禁を乱暴に仰向けに倒して膝を持ち上げる。息が荒くなっていく。
緩くなった入口に怒張をくっつけると、于禁は嬉しげに笑った。
「あ、はやく、ァ……あ、ゃあ、あ、ひゃ、ぁあ!」
ずぶずぶと怒張がすんなりと入ると、中の熱い肉がそれを包み込んでいく。大きさや形に合わせて、締め付けていく。何度も通っている筈のそこは、体の主のように飽きることがないらしい。次第に締め付けは強くなっていった。
「っあぁ! きもちいい、ぁ、ん……ぅあ!? あっ、ひあぁッ!」
ゆさゆさと体を揺さぶられると、怒張が根元まで入る。そこで腹の最奥にまで先端が届くと、へその辺りからごぽという音が鳴った。途端に于禁は狂ったように嬌声を上げ、背中を大きくしならせる。
その様子を見た眼帯をしている夏侯惇は、于禁の背中を持ち上げた。
「俺も、構ってはくれないのか?」
笑いながらそう言うと、背後から于禁の胸を乱暴に掴む。周辺の皮膚や感触は柔らかいのか、夏侯惇の指先が食い込んでいった。于禁は悦びの悲鳴を上げる。
「ぃ、らめ、ひゃ、ぁ! っア!」
更に両方の粒をつまみ上げると、于禁は嬉しそうに涎を垂らす。それにより、腹の奥に埋まっている怒張が自然と最奥のくびれを突いていく。すると眼帯をしていない夏侯惇は精液を腹の中に注ぎ込んだ。
二つのとてつもない快楽を受けると、于禁は仰け反りながら腰を揺らす。弱くなってしまった射精をしたがしかし、精液は当然のようにとても薄い。
呆けた顔に変わった于禁は、涎を垂らしながら呼吸を整えていく。だが眼帯をしている夏侯惇は、それを邪魔するように粒を指でこりこりと押し潰した。目を見開き、口をあんぐりと開けながら于禁は途切れ途切れに喘ぎ声を出す。
粒が次第に腫れてくるが、お構いなしに眼帯をしている夏侯惇は指で弄っていく。それに負けじと、眼帯をしていない夏侯惇は突然に腰を大きく強く打ち付けた。
「ッひぁあ!? ぁ、あ、ん、ゃあ、ぉ、ゃア!」
みっちりと肉穴に怒張が埋まっているので、先程注いだ精液が一滴も溢れることはなかった。なので中で掻き混ぜるように、ぐぽぐぽと大きな音が鳴る。それに、皮膚同士がぶつかり合う音も。
腹の奥を何度も何度も擦って蹂躙していくと、眼帯をしていない夏侯惇は再び射精をした。重い息を吐きながら、于禁の腹を不自然に膨らませていく。
徐々に精液で満たされていく腹を見て、于禁は辛うじて動く脚を眼帯をしていない夏侯惇の腰に絡ませる。もっと、精液を欲しているからか。
しかし眼帯をしている夏侯惇が不満げなので、粒をつねってから于禁に話し掛ける。
「淫乱なお前は、それでも満足しないだろう?」
唇を耳に近付けてから舌でじゅるじゅると舐め上げると、于禁は洗脳でもされたかのようにこくこくと無言で頷いた。眼帯をしていない夏侯惇は、舌打ちはできたので渋々と言ったような様子で怒張を抜いていく。
ゆっくりと抜いていくと、中に出された精液がどろどろと流れ出る。その途中で于禁の好い箇所にくびれが引っ掛かったらしい。于禁は膝を震わせながら、涎を垂らす量を増やした。
ようやく怒張が外に出るが、まだ萎えていない。なので于禁は舌を出す。
「きれいに、いたしますので……」
眼帯をしていない夏侯惇は笑みを浮かべると、精液に塗れた怒張を于禁の顔に近付ける。それを目や唇で追った于禁は、一気に頬張った。上目遣いになりながら舌で精液を拭い、喉に流していく。
「ん、んぅ、ぶ、んん……ん……」
舌遣いや頬肉の動かし方が相当に上手かった。なので眼帯をしていない夏侯惇は少し薄まった精液を吐き出すと、于禁はそれを飲み込んだ。
ふやける程に怒張に口淫を施すと、ようやく于禁は解放する。唾液は唇から垂れる一方だ。
「次は俺だな」
眼帯をしている夏侯惇が、于禁を座らせてからその背後に回る。そして尻を浮かせてから、脚を開いて手で掴んで固定した。ちょうど、于禁が眼帯をしている夏侯惇の上に座る形になる。そして眼帯をしていない夏侯惇に見せつけるように、卑猥な肉の穴に向けて怒張を刺す。
「は……あ、ッや、ぁ……ひ、ゃあ!」
先程の激しくぬるついた摩擦によって赤く腫れている入口の縁に、ぬちゅぬちゅと何度も擦り、下から一気に突き上げた。まるで内臓でも抉られたかのように、于禁はただ喉から細切れの空気を漏らす。于禁自身の体重により、更に奥へと入り込んだからか。
だがそれはほんの一瞬であり、体を下から揺さぶられると快楽を愉しむ声を上げた。全身は灼熱を浴びているかのように、真っ赤である。
「ぁ、らめっ……ぁア、は、ぁ、お、ァ!」
最奥に穴を開けるようにごりごりと怒張の先端を押し付けると、于禁は全身を痙攣させながら後ろに反れていく。すると弄られたことによりいやらしく、大きくなった胸の粒が強調するように揺れる。
それを見た眼帯をしていない夏侯惇は、于禁に前から抱き着いてからその胸の片方の粒をしゃぶり始めた。粒を舌の上でころころと転がしたり、柔らかい皮膚に弱く歯を立てたりと。そして更にまたもや粘液を射出しかけている竿を握ると、それをゆっくりと扱いていく。
どこもかしこも性的に責められている于禁は、頭がおかしくなるくらいに脳が溶けていく感覚に陥る。涙が流れて来たが、涎と同様に止まらない。
「ゃあ、ん! ア! ぉあ……ァ、いく、いぐ! もう、おとこに、もどれなくなる! ッや、ぉ!? ひ、あァ!」
僅かな抵抗として首を振る。しかしそれは眼帯をしている夏侯惇が責める速度と強さが大きくなったことにより、首を振るという意識すら無くしてしまう。胸と下半身を可愛がられながら、于禁は快感によりひたすら喘いだ。
「何を言っている? お前はもう、既に男ではないのだぞ?」
おかしそうに笑った眼帯をしている夏侯惇は、射精感がこみ上げるとすぐに精液を叩きつけた。腹の中に再び精液が充填されると、于禁は思わず恍惚の声を漏らす。
「は、ぁっ……ん……」
そして腹の中に熱い粘液が出されたことにより、于禁は達するが竿からは何も出てこない。腰をガクガクと痙攣させるが、眼帯をしていない夏侯惇がそれを見て激しく扱いた。
「ぁ、ひゃあ!? ぁア、あ!」
関節の構造が変わる程に于禁は体を大きく震わせると、竿から無色透明の液体を噴出させる。潮を噴いたのだ。
「これで、男には二度と戻れないな」
眼帯をしている夏侯惇が祝うようにそう言ってから、まだ萎えていない怒張で最奥の締め付けを楽しむ。そして腰を掴む強さが一層大きくなっていった。ラストスパートの合図なのだろう。
察した眼帯をしていない夏侯惇はそっと離れる。だが于禁のいやらしい様に目が釘付になると、自身の怒張がむくりと上がった。それを于禁に向けると、手の平を添えてから少しずつ扱き始める。
一方の眼帯をしている夏侯惇は子宮でもあるかのように、激しいピストンを始めた。皮膚同士が、痛くなるかと思うくらいにぱんぱんとぶつかり合う。
「やぁあ! もうきちゃらめ、ぁあ! お、っァ、イグ、ひ、ゃあァ!」
二度目の潮を噴くと、眼帯をしている夏侯惇は于禁の腹の中に更に精液を大量に出す。そして眼帯をしていない夏侯惇は、そのまま于禁の顔に薄い精液を掛けた。瞬間に于禁は口を開けると、少し精液が入ったのですぐに喉に流す。
粘膜も皮膚も、どこも熱い于禁は口角だけを唯一上げた。
「ありがとうございます……」
祝福を受けるように于禁は礼を述べると、眼帯をしている夏侯惇は腹を手で擦った。この中に精液が、たっぷりと入っていることを確認しながら。
そして名残惜しげに多少の芯を持っている怒張を抜いていく。だが入口はかなり緩くなってしまっているらしい。精液がどばどばと流出するが、于禁はそのようなことですら快楽を拾ってしまった。小さな嬌声を漏らす。
「あなたがたのまらを、きれいにいたしますので、はやく……」
于禁が求めるように舌を出すと、二人は萎えかけている怒張を近付けた。充満する雄の匂いに于禁の興奮に底はない。なのでそれらにむしゃぶりつくと、精液を搾り取るように交互に口淫していく。
主に先端を吸い、残っている精液を夢中で飲んでいった。二人がとても気持ち良さげにすると、于禁の瞳は嬉しさに満ちる。
「んぅ……じゅる、んん、んぶ、ん……」
何度か吸い上げたところで、二人の怒張は萎えていった。なので于禁は口淫を止めてから唇を離した。
するとどうだろうか。眼帯をしていない夏侯惇が、唐突に砂のように消えていった。眼帯をしていない夏侯惇が「バグか……?」とかなり奇妙な事を言った後に、于禁が気を失いかけていることに気付いたらしい。なので精液に塗れた于禁を抱きとめて横にさせる。そして意識が朦朧とし始めて寝台から離れてから、意識が朦朧とし始めている于禁に対して様々な後処理を始めたのであった。